睡眠薬の選び方~3つのポイントとは?~

不眠症を解決するのに、睡眠薬に頼る人はたくさんいることと思います。

睡眠薬は、眠りを得るのに最も効果的なものなので、

睡眠薬に頼ること自体は問題ないと思います。

しかし、睡眠薬を使う上で、最も重要なのが自分に合った睡眠薬を選ぶことです。

自分に合ったものを選ぶことができなければ、

不眠症を解決できないどころか、副作用に苦しめられる可能性もあります。

なので、睡眠薬の種類や特徴を把握した上で、

自分に合った睡眠薬を選べるようにしなくてはなりません。

そのときに、考慮すべき3つのポイントがあります。

  • 自分の不眠症のタイプを知る
  • 睡眠薬の持続時間を知る
  • 摂取量を決める

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・自分の不眠症のタイプを知る


一言に「不眠症」と言っても、誰しもが同じ症状というわけではありません。

そのタイプを知っていないと、睡眠薬選びをすることもできません。

なので、次の不眠症のうち、自分がどのタイプに当てはまるのか把握しておきましょう。

下記に示す4種類があります。

1、入眠障害

入眠障害とは、布団に入っても寝付けない症状のことです。

不眠症の中で、最も多いのが入眠障害だと言われています。

入眠障害の場合、眠ることさえできたら、朝までぐっすり眠れる人が多いです。

2、中途覚醒

途中で目が覚めてしまう不眠症の症状です。

夜中に何度も目が覚めてしまうという人は、中途覚醒に当たります。

また、夜中に目が覚めて、そのまま朝まで眠れないという人は、

入眠障害 + 中途覚醒 ではなく、

中途覚醒 のみの症状と考えればよいです。

3、早期覚醒

早期覚醒は、予定している時刻よりも早く目が覚めてしまう症状です。

睡眠時間を短くして目覚ましをかけていたのに、目覚ましが鳴る前に毎日起きてしまうという人は、

早期覚醒にあたります。

早期覚醒の症状の人は間違いがちですが、当然のように早く目が覚めるのは、

決して健康の表れではありません。

むしろ、不眠症の一種です。

4、熟睡感欠如

たくさん眠ったのに、寝た気がしないというのが、熟睡感欠如です。

「疲れが抜けきってないだけ」と流す人もいますが、

れっきとした不眠症の一種です。

そのような日が、1日や2日なら気に留めなくてもいいかもしれませんが、

一カ月以上そのような状態だという人は、不眠症だと言い切れます。

何か手を打つ必要があるでしょう。

・睡眠薬の持続時間を知る


睡眠薬には持続時間があります。

例えば、持続時間が短い睡眠薬を、早期覚醒の人が使用しても意味はありません。

また、持続時間が長い睡眠薬を入眠障害の人に使用するのは、効力がもったいないです。

そのように、持続時間と自分のタイプによって使い分ける必要が出てきます。

それでは、睡眠薬の持続時間と種類について見ていきましょう。

・超短時間型

効果発揮まで    ・・・・・    1時間未満

持続時間      ・・・・・    2~4時間

例)   ハルシオン、ロゼレム、マイスリーなど

入眠障害の人におススメ。

・短時間型

効果発揮まで    ・・・・・    1~3時間

持続時間      ・・・・・    6~10時間

例) レンドルミン、リパス、リスミーなど

短時間型は、あらゆる症状におすすめできる睡眠薬

・中時間型

効果発揮まで    ・・・・・    1~3時間

持続時間      ・・・・・    24時間程度

例) ユーロジン、サイレース、エリミンなど

中時間型は入眠障害の人には意味がないので、使用しない方がいいです。

逆に、早期覚醒型の人にはちょうどいい睡眠薬と言えます。

・長時間型

効果発揮まで    ・・・・・    3~5時間

持続時間      ・・・・・    24時間以上

例)  ドラール、ダルノート、ハロキサゾラムなど

この睡眠薬を使うとしたら、早期覚醒の人でしょうが、

持続時間が長いため、翌日まで眠気が続く危険性があります。

そこを考慮しての服用になります。

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・摂取量を決める


摂取量を決めなければなりません。

しかし、これはあくまでも「許された範囲の中で」という意味です。

例えば、「最近不眠症が治りつつあるから、弱めの薬が欲しいです」

なんて言う人もありますが、それは量で微調整する方が得策です。

せっかく決めた自分の睡眠薬の種類を、自分の症状に合わせて変えるのはあまりよくないからです。

このときに注意しなければいけないのは、摂取のしすぎです。

睡眠薬は身近なものになりましたが、薬は薬です。

少ないに越したことはないものです。

なので、「最近より眠りにくくなった」という人は、薬の量を増やす前に、

必ずお医者さんに相談するようにしましょう。

「薬の種類を変える」なり「薬の服用量を変える」なり、

何かしらの手段はとってくれるはずです。

・まとめ


睡眠薬は、不眠症を治すのに即効性のある便利なアイテムです。

これは間違いありません。

しかし、睡眠薬の種類によっては、依存性など、安全性に問題が生じるものもあります。

なので、しっかりと自分に合った睡眠薬を選ぶ必要があります。

選ぶ時に、どれだけ慎重になってもなりすぎるということはありません。

この記事が、少しでも睡眠薬選びに役立てていただければ幸いです。

→ 睡眠薬の種類や安全性について知る

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